

第20回定期演奏会
1989年12月5日
会場不明
本日は私達の演奏会へようこそ。 我がフリーデも、今年で20回目の定演を迎えることになりました。
それを記念して、OBの方々と共にステージを持つと言う企画も実行に移されたわけですが、 道のりは決して平坦なものではありませんでした。
今年ほど、クラブと個人の関わりについて考えさせられた年はなかったと思います。
クラブへの思い入れの深さは非常に個人差の激しいものですし、 それによって練習に挑む姿勢その他も違ってきます。
こうした根本的な問題が、一気に表面化してきた年でした。
エラい年に部長を引き受けてしまった、というのが正直な僕の気持ちです (こんな事をあいさつに書く部長はふつういないだろう)。
実際、合宿のあり方、イレギュラーの練習に対する考え、お金のこと、 惜しくもクラブを離れて行く人への対処等々、いろんな問題で、 特に責任ある役職につく者は悩んできました。
しかしながら、これら全てを克服できないまでも今日という日を迎えられたのは、 やはり皆の努力の成果であると言うべきでしょう。
この定演が終ると、フリーデも次なる世代へと移って行くことになります。
おそらくはこれまでも、同じような問題を抱えながら来たことだと思います。
でも、そうした繰り返しの中に、わずかでも進歩というものがなければ、 フリーデはこれまで存続しえなかった筈です。
でも、そうした繰り返しの中に、わずかでも進歩というものがなければ、 フリーデはこれまで存続しえなかった筈です。
その小さな進歩の積み重ねをなしてきて下さったOB諸氏に対し、 この場を借りてあらためて感謝したい気持ちです。
ずいぶんと突拍子もないあいさつになりましたが、これからしばらく、 肩の力を抜いて御覧いただけると幸いです。では。
1989年12月5日 大阪市立大学合唱団フリーデ 部長 伊藤 晃武
Ⅰ. 混声合唱組曲「心象スケッチ」
作詩:宮沢賢治 作曲:髙田三郎
1.水汲み 2.森 3.さっきは陽が 4.風がおもてで呼んでいる
指揮:佐藤知
Ⅱ. 第20回記念OB合同ステージ
混声合唱組曲「海の詩」
作詩:岩間芳樹 作曲:広瀬量平
1.海はなかった 2.内なる怪魚〔シーラカンス〕 3.海の子守歌 4.海の匂い 5.航海
指揮:山和之 ピアノ:前橋美里
Ⅲ. “Kissin’ Christmas”~なにか大切なこと、してあげたいな~
Ⅳ. ブルックナー「七つの讃美歌」より
作曲:Anton Bruckner AVE MARIA LOCUS ISTE OS JUSTI VEXILLA REGIS VIRGE JESSE
指揮:向井満
