

第23回定期演奏会
1992年12月1日
森ノ宮ピロティホール
今宵は私達の演奏会へようこそ。
今年もまた、新たな感動と成長を与えてくれる この日を迎えることができるのは、私達にとって大きな喜びです。
ところで、”時”とは流れるものでしょうか、それとも積み重なるものでしょうか。
私達がなにもしない、あるいは、ただ漠然と日常の日々を過ごすならば、時は流れて行きます。
しかし、一瞬一瞬を一生懸命に過ごすなら、 時は積み重なって行き、人にとって大きな宝物となるのではないかと思います。
私達のような合唱団において、”歌う”という唯一の共通の目的しか持たない団員が、 合唱をも含めた様々な活動を行うのは容易なことではありません。
この一年間、私達はたくさんのつまずきや意見の対立などにぶつかり、 その度に話し合い、励ましあって不安ながらも前進してきました。
このような仲でこそ、一人一人が思い考えたことや経験したことが、時と共に積み重なって行くのだと思います。
また、それらを糧とすることによって、私達は新たな一歩を歩んで行くことができるのでしょう。
今年は、例年になく多くの新入生が加わり、フリーデはますますにぎやかになりました。
今宵、この第23回定期演奏会のステージを通して、私達の思いや積み重ねてきたものが、 少しでも皆様に伝わることができたら幸いです。
最後になりましたが、本日の演奏会を開催するにあたり、お世話になりました諸先生方、 OBをはじめ関係者の方々、そして、本日御来場頂きました皆様方に厚く御礼申し上げると共に、 今後ともより一層の御激励、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
1992年12月1日 大阪市立大学合唱団フリーデ 部長 土井 研児
Ⅰ 混声合唱組曲「季節のたより」より
作詩:三好達治 作曲:多田武彦
松径 祖母 虫くひ寺の 蟋蟀(いとど) 剝啄(はくたく)
指揮:西田佳代
Ⅱ 混声合唱組曲「旅の途の風に」
作詩:須田貢正 作曲:佐藤敏直
春のしぶき 六月の雨 旅の途の風に 訣別の時 晩秋の里で
指揮:小西孝昌 ピアノ:石毛明生
Ⅲ 企画ステージ「Dear My Friends」
Ⅳ 混声合唱のための組曲「復活」
作詞:鶴見正夫 作曲:萩京子
わすれられた海 ウミガラス 海をだく めざめれば夏
指揮:靏池久仁子 ピアノ:石毛明生
